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太陽光パネル 室外機 温水器 屋根の上のこと・・・

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台風シーズンに突入しました。

突発的な雷雨・豪雨で屋根・雨樋の補修も続いています。

さらに先月は北関東で大粒の雹(ヒョウ)が降り、雨樋の破損連絡が連日入ってきています。

地元の農家の方と話すことが多いのですが、昔と比べ異常な降雨が多く畑の管理が大変になったと聞かされます。突然の風雨も強くビニールハウスのメンテナンスが大変になったと話されていました。

気象庁|台風経路図_page-0001

 

出典:気象庁ホームページ (https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/35.246/136.143/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon)

「台風経路図 2021年8月5日AM6時」(気象庁ホームページより)

 

毎年台風シーズン後にご相談の増える屋根上の設備についてお話しします。

屋根の上には「太陽光パネル」「エアコンの室外機」が乗っていることが多くなってきました。また、使わなくなった「温水器」を乗せたままで台風の度に不安に思っているお施主様も多いかと思います。台風の影響で「屋根上設備が落下した」「雨漏りしている」など、屋根を痛める原因になるケースが多いのです。

s-ミサワ 桶谷様邸_210803_24

s-IMG_6163s-6281  屋根上の設備は、新築時に設置したものが少なく、後付けの設備が多く存在します。

部材の種類・品質にもよりますが、風雨にさらされ錆が落ち始め、その鉄分が屋根を痛めます。

太陽光パネルは新築時設置の商品の状態は非常に良いのですが、やはり後付け(特に10年以上前の物)はコンディションが悪いものが多く、太陽光パネルの裏面(屋根との間)に落葉がたまっていたり動物が住み着いていたり思わぬ状況になっています。

特に心配なのは何年も前に乗せた温水器です。

温水器はほとんどの方が使っていない状態で、降ろして廃棄する費用も大変だということで、そのまま放置されているケースがほとんどです。

しかしながらこの温水器とても危険なんです。

おそらく30年から40年くらい前にかなり普及していたようですが、当時はほとんど瓦屋根で私達もビックリするような簡易な施工状態が見られ、劣化によりビズが外れていたり、屋根から落ちかけていたりする物も多く見受けられます。

また、屋根との取り合い(接合部)から雨漏りを起こし、下地の木(屋根材のさらに下)が腐り温水器の重みで屋根が沈んでるケースもあり、早めの撤去が必要だと実感しています。

屋根上に設備があっても、撤去や移設と併せて屋根改修工事は十分可能です。温水器の落下や屋根の沈降、設備下の屋根コンディションは普段から全く見えません。今まで何ともなかった設備が、台風の影響で突然落下したり、屋根自体を痛める原因になります。

お知り合いの工務店や新築時の住宅メーカーに是非ご確認ください。

s-6317  太陽光パネルを脱着した屋根葺き替え工事 完了写真s-ミサワ 桶谷様邸_210803_31

室外機4台を脱着した屋根葺き替え工事 完了写真

s-DSC_0453温水器を撤去した屋根葺き替え工事 完了写真