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月別アーカイブ: 2020年7月

台風を心配されていた、川沿いの3階建て屋根改修工事

川沿い周辺の住宅は、風をブロックする構造物や防風林が無い場合、まともに強風を受けます。

そのため昨年の台風以降、河川流域で被災されたお客様から沢山のお問い合わせや、ブルーシート仮養生のご依頼がありました。もちろん南房総のような海上からの強風が一番危険だと思いますが、川幅のある河川周辺にお住まいの方々も、建物への心配は絶えないと思います。

こちらのお客様は、昨年の台風15号19号で近隣の住宅に被害が出たことを心配されていて、この時期になってようやく改修工事を行うことができました。

築20年以上も経っていたため、屋根材の割れ、剥離・下地の木材の腐食が進んでいたため、カバー工法で改修させていただきました

カバー工法により屋根を一新

完成:カバー工法により屋根を一新

 

改修前 コロニアルの表面は既に剥離が進み撥水性が失われ、ヒビ割れ等の損傷が見られます
改修前:コロニアルの表面は既に剥離が進み撥水性が失われ、ヒビ割れ等の損傷が見られます

高耐久鋼板屋根材です。 スカイメタルスレート(チーク色)玄武岩を砕いた石粒が表面を覆っているため、日射熱を和らげ雨音を抑えます。

高耐久鋼板屋根材です。 スカイメタルスレート(チーク色)玄武岩を砕いた石粒が表面を覆っているため、日射熱を和らげ雨音を抑えます。

台風が来る前に点検を

2019年の台風15号・19号による災害で、いまだに修理が出来ていない建物が沢山あります。

この建物も棟の板金が外れ点検に伺いました。築年数の影響もございますが、すでに既存のコロニアル(屋根材)に割れや剥離等の破損個所がいくつもあったため、カバー工法で一新することになりました。

三郷市では竜巻が発生するなど、毎年風災による修理依頼が異常に増えてきております。国土交通省でも「令和元年房総半島台風を踏まえた建築物の耐風対策に関する検討会」を行うなど、台風災害への取組みが始まっています。本格的な台風シーズンが来る前に、点検だけでも行うことをお勧めいたします。s-DSC_0264DSC_0264 - コピーs-DSC_0438s-DSC_0443s-DSC_0464s-DSC_0457